英国留学を考えている皆さん、専攻選びにこんな悩みはありませんか?
「STEM(科学・技術・工学・数学)は就職に強いと聞くけれど、ビジネス学位の方が将来的に稼げるのでは?」 「卒業後のビザ取得を考えると、どちらが有利なのだろう?」
実際、英国の大学を卒業した留学生は、卒業後のキャリアパスとビザ取得戦略がその後の人生を大きく左右します。専攻分野によって、就ける仕事の範囲や給与水準、さらには英国に残るためのビザ取得難易度までもがはっきり分かれるからです。
本記事では、**「Graduate Route(大学院修了者向け就労ビザ)でのSTEM優遇」「ビジネススクールのランキングと給与実績」「Skilled Workerビザの取得難易度」**の3つの観点から、データに基づいてSTEMとビジネス、どちらの学位がキャリア成果で優位に立つのかを解説します。
Graduate RouteがSTEMに与えるインパクト ― なぜ3年間の滞在が重要なのか
まず、留学生が卒業後すぐに活用するGraduate Routeビザの制度を整理しましょう。
- 学士・修士課程修了者:2年間の就労・求職が可能
- 博士号(PhD)取得者:3年間の就労・求職が可能
この3年という期間は、STEM分野の研究者や高度専門職を目指す留学生にとって非常に大きな意味を持ちます。PhDを取得する学生の多くは理工系や医学系であり、英国政府が政策的に維持したい「研究開発人材」に該当します。3年間という長めの猶予は、ポスドク研究員のポジション獲得や、企業での研究職への応募、あるいはスタートアップへの参画といったキャリア形成に実質的な余裕を生み出します。
一方、ビジネス系の修士(MBAを含む)は通常1年間のプログラムが多く、修了後に得られるGraduate Routeは2年間です。ただし、トップビジネススクールでは卒業前に内定を得るケースも多く、2年間の猶予でも十分という声はあります。しかし、景気後退や採用市場の変動を考慮すると、3年間という「保険」が効くPhDのメリットはやはり小さくありません。
データ比較:博士号取得者の就職率と平均給与
- HESA(高等教育統計機構)の大学院生進路調査(2020/21年)によれば、工学・技術系博士号取得者の卒業15カ月後の平均給与は£38,000超。ビジネス&マネジメント系博士号取得者は平均£36,000程度とやや低く、研究職のポストが安定して高い給与水準を支えていることがわかります。
- また、PhD取得者はSkilled Workerビザ申請時に**「New Entrant(新規就労者)」カテゴリー**が適用され、通常より低い給与基準(後述)でスポンサーを得られる可能性があります。
つまり、Graduate Routeの「3年」という恩恵を最大限に活かせるのは、STEM系PhD取得者なのです。
| 大学名 | 都市 | QSランキング2026 | 年間学費目安(AUD) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| メルボルン大学 | メルボルン | 13位 | $35,000〜$45,000 | 総合研究型、医学・法学に強み |
| シドニー大学 | シドニー | 18位 | $35,000〜$45,000 | オーストラリア最古、ビジネススクール評価高 |
| UNSW | シドニー | 19位 | $35,000〜$48,000 | 工学・IT・ビジネスで高評価 |
| ANU | キャンベラ | 30位 | $33,000〜$44,000 | 政策・国際関係学が世界的権威 |
| モナシュ大学 | メルボルン | 37位 | $32,000〜$45,000 | 薬学・教育学でトップクラス |
学費は2026年度の目安です。コースにより異なります。
ビジネススクールのランキング vs 給与実績 ― MBAは本当に「高収入」なのか
ビジネス学位の魅力は、何と言っても年収の高さとキャリアアップの速さを喧伝するランキングにあるでしょう。ここでは、フィナンシャル・タイムズ(FT)の最新ランキングを参考に、トップ校の実績を見てみます。
FT Global MBA Ranking 2024 における英国ビジネススクールの平均年収(卒業3年後・加重給与)
- ロンドン・ビジネス・スクール(LBS):約$143,433(約2,200万円)
- ケンブリッジ大学ジャッジ・ビジネススクール:約$139,000(約2,100万円)
- オックスフォード大学サイード・ビジネススクール:約$131,000(約2,000万円)
これらの数値は、コンサルティングや金融業界に就職したMBAホルダーの高額報酬を反映しており、確かにSTEMの学部卒や修士卒の初任給を大きく上回ります。
しかし、ここで注意すべき点が2つあります。
よくある質問

Q1. この国の留学費用はいくらですか?
留学先の国や都市、大学によって異なりますが、学費と生活費を合わせた年間の総費用は、一般的に200万円〜500万円程度です。詳細は各大学の公式サイトや、UNILINKカウンセラーにご確認ください。
Q2. 英語力はどのくらい必要ですか?
多くの大学ではIELTS 6.0〜6.5以上、またはTOEFL iBT 80〜90以上が目安です。ただし、大学やコースによって要件は異なるため、志望校の公式入学基準を確認してください。
Q3. ビザ申請は難しいですか?
必要書類を揃え、条件を満たしていればビザ取得は十分可能です。UNILINKのMARA登録エージェントが書類作成から申請まで無料でサポートしますので、ご安心ください。
Q4. 留学中にアルバイトはできますか?
多くの国では留学生のアルバイトが認められており、学期中は週20時間程度が一般的な上限です。ただし、国やビザの種類によって規定が異なるため、事前に確認が必要です。
Q5. 卒業後の就職や永住権は可能ですか?
卒業後に就労ビザ(ポストスタディワークビザ)を取得できる国が多く、そこから永住権への道も開けています。特にオーストラリアやカナダ、英国は卒業後のキャリア支援制度が充実しています。
UNILINKに相談できる理由

UNILINKは、オーストラリア政府公認のMARA(移民代理人登録機関)に正式登録された移民代理人と、QEAC(国際教育カウンセラー認証)G167資格を持つ教育カウンセラーが在籍する、独立系の留学アドバイザリーです。大学からのコミッションに依存しない完全無料モデルにより、利益相反のない中立的なアドバイスを提供しています。シドニー、東京、マニラの3大陸拠点から、年間1,000名以上の留学生をサポートしています。
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